それはさておき、昨年に続き今年もねりまさん(@AmberFeb201)がコミックマーケットで個人誌を出されます。日時と場所とサークル名は3日目(2017年12月31日)、東6ホール・ト-48a、「宇宙、日本、練馬」だそうです。書名は『京都アニメーションと私たちの居場所 『涼宮ハルヒの憂鬱』から『響け!ユーフォニアム』まで』とのことで、京都アニメーションの作品について論じていらっしゃるようです。
書影(ねりまさんのブログより)
内容に関しては、読んでもいない私がどうこう言えるものでもありませんので、ねりまさんのブログの告知記事から引用いたします。
(告知)コミックマーケット93 3日目にて個人誌頒布します - 宇宙、日本、練馬 http://amberfeb.hatenablog.com/entry/2017/12/24/174936
“12月31日、コミックマーケット93 3日目、東6ホール、ト-48a、サークル「宇宙、日本、練馬」にて個人誌『京都アニメーションと私たちの居場所 『涼宮ハルヒの憂鬱』から『響け!ユーフォニアム』まで』を頒布します”
“内容としましては、表題にある通り、『涼宮ハルヒの憂鬱』から『響け!ユーフォニアム』までを、「居場所」をひとつの手がかりとして論じたものです”
“昨年頒布した『失われゆくものすべて――『氷菓』試論』と同様、ブログの文章をもとにしてはいますが、それに大幅に加筆訂正を行い、ひとつらなりのテクストとして構成しました”
“本文64頁、約4万字、価格は600円を予定しております。『『氷菓』試論』と一部重複しますが、それも当然改稿を加えています”
“目次
序章 地図と居場所
一章 「日常」と「非日常」の曖昧な縁 ――『涼宮ハルヒの憂鬱』 →ブログ記事
二章 近代の放課後で ――『けいおん!』
三章 「特別」であることの二つの意味 ――『氷菓』 →ブログ記事
四章 恋とフィクション ――『中二病でも恋がしたい!』 →ブログ記事
五章 彼女と彼女の街 ――『たまこまーけっと』→ブログ記事
六章 変わる世界を抱きしめて ――『たまこラブストーリー』→ブログ記事
七章 「普通」でないことの呪いと祝福 ――『境界の彼方』→ブログ記事
八章 「特別さ」と二つの涙 ――『響け!ユーフォニアム』→ブログ記事
九章 私の知らないあなたの物語 ――『響け!ユーフォニアム2』→ブログ記事
一〇章 「あなたが決めろ」と悪魔は笑う→ブログ記事
終章 揺らぐ地形と私たちのゆくえ
あとがき”
序章・終章含めて12章構成、64ページ、4万字、600円ってすごいですね。当日は景浦さんもお手伝いに駆け付けるそうです。この分量でこの値段、そして俺たちのねりまさん、景浦帝と握手できるなんて、こんなチャンスは二度とありませんよ、奥さん!(誰)
なんでもそうですが、口だけだったりちょっとかじってやめてしまうのではなくて、ちゃんと最後までやり遂げて形にできる人はすごいなーと思います。私はすぐやるやる詐欺(正確にはやりたいやりたい言っているだけですが)になってしまうので。
京アニ作品がお好きな方はぜひ足を運ばれてみて下さい。3日目(2017年12月31日)、東6ホール・ト-48a、サークル「宇宙、日本、練馬」です。
案内図(会場全体)
案内図(サークル位置)
(2017-12-27 追記)
12月26日に500円から600円に値段が改定されていましたので、本エントリ内の記述もそのように改めました。採算の関係上仕方なかったようです。
(2017-12-27 追記)
コミケくらい大きなイベントとなると海外からの参加者もいらっしゃるでしょうし、英語での紹介エントリも書いてみました。訳にあまり自信が無いので(一応タイトルや目次は公式のものではないことは明示しておりますが)、誤訳や文法ミスなどありましたら教えて頂けるとありがたいです。
(2017-12-28 追記)
ねりまさんに許可を頂きましたので、書影を掲載しました。また、こちらにも英文エントリと同じ案内図(コミケ公式サイトのものとそれを加工してねりまさんのサークル位置を示したもの)を用意しました。
(2018-04-21 追記)
『リズと青い鳥』が公開されたからか、本エントリにもちょこちょこアクセスがあるようなので、各章の元になったねりまさんのブログ記事へのリンクを追加しました。『けいおん!』の章は完全書き下ろしなのか、そのまま対応しそうな記事は見つかりませんでした。→ねりまさんに直接確認したところ、書き下ろしとのことでした!
◇関連エントリ◇
Kyoto Animation and Our Place: From Haruhi Suzumiya to Sound! Euphonium
https://nanamine-galley.blogspot.jp/2017/12/Kyoto-Animation-and-Our-Place.From-Haruhi-Suzumiya-to-Sound-Euphonium-ENG.html
(外部リンク)
ちがう歩幅で一緒に歩く――『リズと青い鳥』感想 - 宇宙、日本、練馬
http://amberfeb.hatenablog.com/entry/2018/04/21/111617