TVアニメ『ガールズ&パンツァー』の後半も観て、現在はBlu-ray Disc特典のサウンドドラマやOVAを3巻収録分まで視聴したところです。本編や特典映像などを含めた全体の感想は全て観たあとにまとめるとして、この3巻の特典OVA第3話「スクールシップ・ウォー!」を観て、昔テレビで「ザ・ワールド」という客船が紹介されているのを目にして「私もいつかこの船に乗って気ままに世界を巡る生活をしたいなー」と思ったことを思い出しました(というか今でも思っています)。
ザ・ワールドは世界で唯一の居住型豪華客船で、分譲マンションのように部屋を買って住むことが出来ます。レストラン、バー、カフェ、テニスコート、プール、パッティンググリーン、フィットネスセンター、スパ、映画館に図書館まであり、生活に必要な施設は大体入っているようです[1, 2]。先程久しぶりに公式サイトを覗いたのですが、日本語サイトが出来ていて写真や説明も昔より充実している気がします。
はぁー、いいですね、豪華客船。しかもずっと住めてしまうとは。勿論いくら何でも揃っているとは言え、陸にある街と違って店舗が選べる訳でもないですし、移動できる範囲も限られていますから、そのうち飽きるのかも知れませんが、私のようにパソコンとネット環境さえあれば一日時間が潰せる人間としてはそれで十分です。そもそも世界中の港に寄りますし船内の生活に多少飽きても問題なさそうではあります(というかこういう船に乗る人達は滅茶苦茶なお金持ちでしょうから、飽きたら陸の自宅なり別荘なりに移って、乗りたくなったらまた乗るという感じなのでしょうね)。「取らぬ狸の皮算用」ならぬ「取れぬ狸の皮算用」ではありましたが、ガルパンOVA第3話を観て「やっぱり大きい船で生活するってロマンあるなあ」と思った次第でした。
ちなみにOVA第3話を観て「え、今更船の大きさに驚くの?」「他の学科の生徒が何やってるか知らないの?」「何の学科があるかもうろ覚えなの?」、「視聴者に説明する為の会話なんだろうなあ」と最初少し冷めてしまったのですが、考えてみればガルパンに登場する学園艦というのは数万人~10万人規模(比較的小さいと思われる大洗女子学園でさえ3万人)の人間が住んでいて言わばひとつの街なので、学んでいる生徒もかなり多いでしょうし校舎なども分かれているのかも知れませんね[3]。思えば、我々の世界だって総合大学だと学部の数が多くキャンパスも分かれていたりする為、よその学部がどんなことをしているかなんてよく知らないという人も多いでしょう。船の大きさについても、艦橋は一般の生徒が出入りする場所には見えませんでしたし、初めて上から見渡したことでその壮大さを身を持って体感できたということなのかも知れません。
参考文献
[1] インターナショナル・クルーズ・マーケティング, “The World|Our Story,” ザ・ワールド - ICM International Cruise Marketing(公式サイト), http://icmjapan.co.jp/theworld/ourstory.html, 2016.
[2] IDEA HACK, “死ぬまでに住んでみたい!洋上の超豪華マンション『ザ・ワールド』号,” IDEA HACK, http://ideahack.me/article/1489, 2015.
[3] GIRLS und PANZER Projekt, “スクールシップ・ウォー!,” ガールズ&パンツァー Blu-ray Disc, vol.3, 2013.
関連エントリ
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